2022年 初採取【新春 祝(いわい)銀杏】

元日は

お嫁さんの弟さん宅にて

牡蠣&蟹鍋を御馳走になり、

美味しく賑やかで

贅沢なスタートを切った。

お嫁さんのお父さん・お母さん、

そして弟さん家族にも

大切にしていただき、幸せな限りだ。

最愛のお嫁さんと、

そのお嫁さんが大切にする家族、友人。

私も皆を大切にしていきたい。

ところで、弟さん宅から帰宅する際、

散歩を兼ねて3時間ほど夜道を歩いた。

そこで出会ったのは

昨秋に採取終(じま)いとしていた銀杏。

いちょう並木の歩道に

大きさ・状態ともに良好な銀杏が

大量に落ちている。

こうなると、野草食を愛する私としては

見過ごすのがどうももったいなくなり、

お嫁さんと一緒に歩きながら拾い集めた。

果肉を取り除き、よく洗った銀杏。 丁寧に洗うべし。

なお、銀杏の果肉はかなり臭うため、

キッチンなどで果肉除去作業をしてしまうと、

ご家族から今後一切の持ち込みを

禁止されかねない。ご注意いただきたい。

※ 私はベランダで行っている。

話は変わるが、お嫁さんの父君は

この銀杏を好んで食されるので、

私は銀杏を採取するたびに

幾分かを父君へ献上している。

そして、その際には

採取した場所の名前をとって、

【〇〇銀杏】という具合にブランド化して

ラベルを書し、包装をするのだ。

今回も場所の名を、と思ったが、

元日に採取しためでたいものとし、

【 新春 祝(いわい)銀杏 】の名で

ラベルを書した。

和紙のデザインが大層おめでたい

ちなみに父君は銀杏を食した後も、

そのラベル付き包装を記念として

大事に保管くださっている(笑)

そのお気持ちが嬉しい。

さて、このめでたい銀杏を

私たちも食すのであるが、

食し方といえば、

茶わん蒸しに入れる以外はもっぱら

オーブントースターでのローストだ。

ウォーターポンププライヤーという工具で

殻に割目を入れ、180℃の設定で

10分間ローストする。

取り出した後は、殻と内皮を除いて

シンプルに塩をつけていただく。

ほろ苦さと、グミのような食感が大変美味だ

ちなみに銀杏には

生の状態、そして加熱した状態とも、

それぞれに異なる有毒成分がある。

生食を避けるのは前提として、

加熱したものでも食べ過ぎには注意だ。

詳しくは、WEB検索するなどして

確かめてみてほしい。

とはいえ、少量を味わうならば、

秋の味覚という風情に加えて

栄養価も大変高い銀杏。

場所によっては

まだまだ良い状態で落ちていそうなので、

興味を持たれた方はぜひ採取して

食してみてはいかがだろうか。