俳句作品の仕立て

歩むたび鼻緒はなおの遊ぶ七五三

 作句:でんぼくの従弟いとこさん

愛媛は松山の亡き祖母の趣味を継ぐように

身内で句会をたてているのですが、

年間を通して最も皆の票を集めた人には

当人の俳句を書作品として仕立てて

贈呈することになっています。

仕立て役はでんぼくです。

可愛らしい鼻緒をイメージして

飾り結びした紐をつけてみました。

お嫁さんのアイデアをベースにして

なかなかいい具合になりました。

仕立ての工程をざっくりと書きますと

100均さんで桐の板材を入手して

ガスコンロで表面を焦がしました。

余計なすすはスポンジの硬い面でそぎ落し、

仕上げは掃除機でのブラッシングです。

俳句は毛筆で和紙に書し、

作品のサイズに合わせて切り出した

スケッチブックの用紙(画用紙)を

作品の裏面にスティックのりで貼り付け!

( 超手抜き裏打ち?(笑) )

作品の周囲に水で輪郭を描いて

そこを手で優しくちぎっていきます。

お嫁さんが、紙袋の手さげ紐や

ラッピングについている色鮮やかな

紐を取り置きしてくれているので、

そんな紐を飾り結びしたり、

穴をあけた板材に通して吊るし用に

利用します。

最後に、裏打ち?した作品を

両面テープで板にくっつけて

完成!!! ('▽’)

材料費は150円くらいかな(笑)

昨年は、お素麺そうめんの入っていた桐箱の蓋に

漆喰しっくい(素人でも簡単に使えるマヨネーズ

みたいなチューブタイプが売られています)

を塗ったものを土台として、そこに作品を

貼りつけました。

仕立て方によっては材料費に関係なく

なかなか飾り甲斐のあるものが出来ます。

私たちも洋服や持ち物、アクセサリーを

選んでオシャレしたいと思いますよね。

自分で書いたものにも同じようにさせて

あげましょ (^^)