筆写 堺利彦『ハガキ運動』より

この作品は、AとBという男の
親友同士の会話で展開されている
ものなのですが、ユーモリスト
(ユーモアのある)を自称するAの話を
解さないBが「そのユーモアを説明
してくれ」と言った際のAの返答です。
「刺身にワサビを附けて・・・」の
くだりが私のツボにはまって
今回の筆写文章に選びました。
とはいえ、その部分も
「分かるような、分からないような」
感じで面白いと思ってしまう私は、
Aから馬鹿だと言われるのか否か(笑)
筆写文章
いよ/\馬鹿だなア此奴は。
凡そ、洒落、皮肉、諷刺の類を
説明して何になる。
刺身にワサビを附けて煮て食ふ樣な
もんぢやないか。
堺利彦『ハガキ運動』より
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません