賣卜(ばいぼく)先生

賣卜先生糠俵

『賣卜先生糠俵(こぬかたわら)』

こちら、

先日に京都駅地下街にて催されていた

古書販売を含むイベントにて出会った

一冊です。

なんだか年季が入ってますね~

安永六年・・・

西暦にして1777年

江戸時代に出版された本です。

世に珍しいものでは

ないのでしょうが、

私が手に取った本としては

最古!!!(笑)

※ ショップの方から江戸時代の書物と

  説明は受けていました。

先に言っておきますと

値段は2500円と、

決して高いものではありません。

おそらく当時にある程度の数が

刷られたことに加えて、

専門書でもないからかなと

思っています。

(WEB検索したら結構出てきます)

おそらく右端が賣卜先生か???

う~ん、すばらしい・・・(笑)

と、別に私は古書が好きなわけではなく

この本を開いたときに目に入った

字に一目ぼれしたわけです。

ちなみに、上の写真は1ページ目で

序文のため少し大きめな字ですが、

お話の中身の部分はふりがな付きで

もう少し小さめの字。

そしてこれは印刷ですので、全ての

ページについて字のまわりを削り取った

版が作られているわけです!

と、そんな話も聞かせていただいて、

当時の方々を心から尊敬しました。

虫食い(本当の虫食い)の部分も

結構あって、全ての字が明瞭に

読めるわけではないですが、

ゆっくり鑑賞していきつつ

字や内容に興味深い部分があれば

またご紹介していきたいと思います。