三つの引き算

字を書いていて、

自分のイメージになかなか近づけない。

そんな時の私はたいてい、3つの引き算の

うちのいずれかを忘れている。

3つの引き算とは

私が自分の書写について勝手に決めている

ものなのだけれど、

🖊️ 「上手く書こう」の意識を引く(消す)

   注)「丁寧に書く」の意識は抜かない

🖊️ ペンを持つ手の力を引く(抜く)

🖊️ 目の位置を紙面から引く(遠ざける)

私は、このいずれかを忘れていると

ペンのコントロールが制限されて、

字は堅苦しく、自由な感じがない。

柔らかく大らかな表現にならない。

長めの縦線も、その行く末が定まらず、

不安定極まりない(笑)

そして悪いことに、

それに気づかず、悶々としながら

字と向き合う時間を過ごすことが

時折ある(笑)

この『悶々』は感情であって、

感情による思考・行動というものは

結果をコントロールしにくい。

『悶々』を頑張っても

私の手からイメージ通りの字は出てこない。

結果をコントロールするためには、

理性で物事を捉えるのが好ましい。

『悶々』が自分の中に垣間見えた瞬間に

理性スイッチを入れなければならない。

理性スイッチを入れて

自分の今の状態を俯瞰し、修正をかけるのだ。

と、このように書いていても

まだ『悶々』とのご縁は切れていない。

なにせ付き合いが長いからなぁ・・・(笑)