筆写 ~ 漢那浪笛『砂上の低唱』より

硬筆筆写 漢那浪笛『砂上の低唱』より
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詩、俳句、書

いずれにせよ、自分の好みとしては

” 余白 ” のあるもの、だという

ことがはっきりとしてきました。

余白、余地、余裕、想像に委ねるもの、

あえてすべてを説明していないもの。

昔に写真をやっていたお嫁さんからも、

あえて写しきらない『余白の美』という

概念を教えてもらいました。

私というこの人間自身も、なんだか

そんな存在を目指してみるかなぁと(笑)、

今朝の雨を眺めながら書していた

漢那浪笛さんの詩です。

オレ、理屈めいてるからなぁ・・・(笑)

筆写文章

海のしめる暁を

今日片時の浜下り

磯の霞に酔ひしれて

哀れ吾が世の夢に泣く

  漢那浪笛『砂上の低唱』より