とんぼう(蜻蛉)

俳句『とんぼうの羽にまたたく夕陽かな』

とんぼうの羽にまたたく夕陽かな

田んぼの上に群れて飛ぶトンボたち。

だいぶ西に傾いた陽が

彼らの羽にキラキラと反射しています。

「もうぼちぼち家路に着こか・・・」

出掛けた先を離れる寂しさに、

「また会おうね」と

優しい風景が話しかけてくれたような

ひとときでした。