筆写 ~ 永井荷風『霊廟』より

永井荷風『霊廟』をペン字で
この画像をクリックするとPDFファイルとして拡大表示します

この文章は美術的建造物について

語られたものですが、色々な道に

おいて通ずるであろう一節のように

思われます。

過去を軽視してばかりの

でんぼくだけに、ずっしりと

響く内容でした(笑)

筆写文章

過去を重んぜよ。

過去は常に未来を生む

神秘の泉である。

迷える現在の道を照す

燈火である。

  永井荷風『霊廟』より