筆写 ~ 中原中也『木蔭』より2021年8月21日 この画像をクリックするとPDFファイルとして拡大表示します 雨天、曇天が続く。 しばらく鳴き休みをしていたセミたちは、 もはやその休みを通り越してしまって すっかり声をひそめてしまった。 ゆっくりと 夏が去ろうとしている。 筆写文章 神社の鳥居が光をうけて 楡(にれ)の葉が小さく揺すれる 夏の昼の青々とした木蔭は 私の後悔を宥(なだ)めてくれる 中原中也『木蔭』より 書写のブログペン字,中原中也,書写,楡の木,硬筆,行書Posted by でんぼく
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