筆写 ~ 櫻間中庸『朝の山道』より

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※ 原文のひらがな表記を一部

  漢字に書き換えています

基本的に筆写文章は

著作権が消滅した作品の中から、

自分の好み&漢字やひらがなの割合

&どのような漢字が出てくるか、

などを考慮して選び出しています。

時折、今回のように、

原文ではひらがなで記されている

部分を漢字に置き換えて、

そのバランスをとったりします。

と、そんな条件を考えながら

文章を選ぶと、これがなかなか

容易には決まりません(笑)

まれに一瞬で決まるときもありますが、

決まらないときは本当に2~3時間も

色んな作品を見て過ごしています。

探すのか書くのか、どちらに時間を

かけているのか分かりません(笑)

ですが、心地よい文章に出会ったときは

筆写の練習も心地よくなります。

と、私の筆写の舞台裏(?)のお話です。

筆写文章

朝ぎり 流れる

山のみち

ほのぼの ―――

草つぱ ふんで

足のつゆ

しっとり ―――

蝶々は ねてる

ねむの葉に

ひつそり ―――

  櫻間中庸『朝の山道』より