筆写 ~ 岸田國士『言葉言葉言葉』より
私という人間は、いわゆる世間話で
盛り上がれるタイプではなく、
どちらかと言うと「特に話すことがない」
「わざわざ話をする必要がない」などと
思っているもので、一人ぼーっとしている
時間が多いものです(笑)
といっても無愛想を気取っているわけ
ではなく、会話をするとなればいつも快く
受けるようにしてます。でも、やはり
自分からあえて色んな話題を出すことは
ありません(笑)
じゃあ、平素は何も考えていないのかと
いうと、そうではなく、自分の中で会話を
しながら人並みに色んなことを考えている
と思います。
と、このような人間でも、
一人で居るよりか、傍に安心できる誰かが
居てくれるほうが、よほど心地良いと
思っています。お相手にとっては不都合?
かも知れませんが(笑)
安心できる誰かが傍に居てくれる。
それだけで、本当に本当にありがたい
ものだと思います。
筆写文章
彼は僕と話をしに来るのではない。
彼には、黙つて彼の前にすわつてゐる
人間が必要なのかも知れない。
誰にでもさういふ時がある。
岸田國士『言葉言葉言葉』より
ディスカッション
コメント一覧
先生にお目にかかった時の印象は静かで穏やかでした(*^^*)
特に会話がなくても、居心地が良いと思える人が側に居てくれるのはありがたいことですね。
先生の練習帳、あと1つで一周目終了です。そしたら二巡目行くんだー٩( ᐛ )و
またゆっくり時間をとって
ふみさんにも会いたいです(^^)
その時には、いま自分の中で
育んでいる感覚を土産として
直にお伝えできるように、
しっかり練習を続けておきます(笑)
ふみさんも相変わらず熱心ね~(‘∀‘)