筆写 ~ 野口雨情『踏青』より
『麗』の字の ”比” の部分は、
左側のヒから右側のヒの”たて曲がりハネ”
へと続き、最後に横画を置くという
筆順で仕上げています。
百千(ももち)とは、数が多いことや、
色々な、という意味を持つそうです。
前回の筆写に続いて
野口雨情さんの詩の一部ですが、
過去現在を問わず、詩人さんや
歌手さん(歌手の方々も詩人ですよね)の
言葉づかいや表現にはいつも感心します。
私の好きな『あいみょん』さんは、
難しい言葉なんか使わないのに
とても詩的で美しい歌詞だなと
思っています。
『back number』さんの最近の曲
『アイラブユー』では、
「 駅前のパン屋と踏切の閉まる音
あぁ君に会いたくなる 」
このくだりも、
なぜだかよく分からないけど大好きです。
おもしろいという点では、
椿鬼奴さんのネーミングセンスは
最高だと思ってます(笑)
よくもこんなお名前が生まれて
くるなぁと唸ってしまいます。
と、いずれも自分がよく知っている
単語や言葉ばかりなのに、これらを
自分が表現できるかと言われれば、
まったくできそうにないのです。
う~ん、皆さんすばらしい・・・
筆写文章
春のよき日は麗(うららか)に
こがねの雲の日は燃ゑて
野にも山にも流(ながれ)にも
百千(ももち)の鳥はさけぶめり
野口雨情『踏青』より
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