筆写 ~ 高浜虚子『俳句への道』より

高浜虚子『俳句への道』をペン字で
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ここに書いた一節は俳句とは

関係なさそうですが、前後の文脈としては、

長い文章で風景だけを綴っても退屈で、

それは絵画も同じようなもの。

十七文字という短さだからこそ、

そこで詠われる風景に趣きが出る。

という感じの、虚子さんの解釈です。

今回をきっかけに、高浜虚子さんの

俳句に対する考え方などを少々拝見

することになりましたので、

でんぼくの俳句もわずかながら

進化する?ものと思われます(笑)

筆写文章

美しい筆で美しい風景が

叙(じょ)されていても、

その中に人間が出て来ないと

退屈を感じてくるもので

あります。

  高浜虚子『俳句への道』より