筆写 ~ 与謝野晶子『今宵の心』より2024年8月4日 この画像をクリックするとPDFファイルとして拡大表示します 「水の光流る」とは 涙のことなのでしょうか・・・ そんな心の有様でも紙に向かわれて、 鉄のように重たな筆が走らなくとも その情景がまたこうして歌になって しまう。 ・・・さすがは歌人です。 筆写文章 何として青く、 青く沈み入る今宵の心ぞ。 指に挟む筆は鉄の重味、 書きさして見詰むる紙に 水の光流る。 与謝野晶子『今宵の心』より 書写のブログペン字,与謝野晶子,今宵の心,書写,硬筆Posted by でんぼく
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません