筆写 ~ 野口雨情『薔薇の花さへ』より

住宅街を歩けば、お庭や玄関先に
大きく美しい薔薇たちが、
野を歩けば、小さく愛らしい
野ばらたちが華やいでいる今の時期です。
『美』や『愛』の象徴といえる
薔薇の花。鑑賞だけならまだしも、
それが自分の手にあるのを想像すると
これまた不似合いだなぁ・・・と。
んじゃ、どの花を掲げて愛を語ろか。
少し前から、一つだけ放置していた
春菊の鉢が花を咲かせているし、
たとえ似合わずとも、なんだかオレに
ふさわしい(笑)

筆写文章
薔薇の花さへ真赤に咲くに
帰つて下さい わかれた恋よ
夢も涙も流れの水も
わたしや口惜い 帰らぬ恋よ
野口雨情『薔薇の花さへ』より
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