筆写 ~ 泉鏡花『沼夫人』より2023年10月29日 この画像をクリックするとPDFファイルとして拡大表示します 月や水面のある情景は、 特に具体的な描写や解釈を得ずとも なんとなく美しく思えてくるので、 不思議なものです。 想像のなせる業というものですね。 明瞭さに感じる美、 曖昧さに感じる美、 美の感覚って一体なんだろ? 筆写文章 月の光が行通れば、 晃々きらきらと裳もすそが揺れて、 両の足の爪先つまさきに、美うつくしい綾あやが立ち、 月が小波さざなみを渡るように、 滑なめらかに襞襀ひだを打った。 泉鏡花『沼夫人』より 書写のブログペン字,万年筆,書写,沼夫人,泉鏡花,硬筆Posted by でんぼく
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美の感覚が何なのか私にはよくわからないけど、先生の字に美を感じてるよ(о´∀`о)
あら、ありがと(^.^)