筆写 ~ 蒲原有明『機縁』より
ペン字の仲間に
千尋さんというお名前の女性が
いらっしゃるのだけど、
今回の筆写文章でたまたま出てきた
『千尋』の意味を調べてみた。
千尋(「せんじん」と読む場合):
きわめて深い、きわめて高いさま。
千尋(「ちひろ」と読む場合):
一ひろの千倍。または、はかりしれない深さ。
物理的な深さだけではなく、
非常に深みがある、という意味合いも
持つという。
素敵な言葉にして、素敵なお名前だ。
筆写文章
大海(おほうみ)かたち定めぬ
劫初(はじめ)の代(よ)に
水泡(みなわ)の嵐たゆたふ千尋の底。
折しも焔(ほのほ)はゆるき『時』の鎖
蒲原有明『機縁』より
ディスカッション
コメント一覧
3日たっても変わらない…これは現実!?
人知れずテレテレしていました。
獅子は千尋の谷~より、千と千尋の神隠しの方が幅広く理解してもらえるのですよね、この漢字。
広辞苑がジブリに負けた瞬間です。(笑)
コメントありがとうございます(^^)
「広辞苑がジブリに負けた瞬間」に笑ってしまいました(笑)