筆写 ~ 夢野久作『謡曲黒白談』より2021年10月23日 この画像をクリックするとPDFファイルとして拡大表示します 謡曲について語られた内容の一部。 筆写の仕上がりは微妙だけれど、 心静かにペンを運んだ一枚。 自身の字について言うと、 動作的には同じ丁寧な運筆でも、 心静かなるものと そうでないものとでは、 字のこわばった感として その差が出る。 そしてこれは字に限らないはずである。 筆写文章 一句の裡(うち)に 松影婆娑(ばさ)たる須磨の浦を現わし、 一節の裡(うち)に 万人の袖を濡らす事が出来るのです 夢野久作『謡曲黒白談』より 書写のブログペン字,夢野久作,書写,楷書,硬筆,謡曲黒白談Posted by でんぼく
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